鰻と土用の丑の日の関係を知っていますか?これっていつからの話でしょうか?

梅雨が明け、肌をジリジリと刺すように暑くなって、スーパーなどで『土用の丑』と書かれた張り紙をよく見かけるようになると、そろそろ鰻だなぁと思い浮かべるのは私だけでしょうか?
でも、土用の丑と鰻…これってどんな関係なの?いつから始まってるの?と疑問に思ったこと、ありませんか?
今回は、ただの日付であるはずの『土用の丑の日』と鰻の関係の起源について、詳しく調べてみたいと思います。


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奈良時代には鰻を食べていた!?夏と鰻の関係とは?

古い文献として現存する日本最古の和歌集『万葉集』(7世紀後半?8世紀後半に編成)に載っている大伴家持の詠んだ二つの歌を見てみましょう。
痩す痩すと 生けらばあらむを 将やはた 鰻を漁ると 河に流れな

【意味】
痩せてしまうからとそのままでも生きていられるのにもっと元気になろうとして鰻を捕まえようと川に流されないように気をつけてくださいね。

石麻呂に われもの申す 夏痩せに 良しというものぞ 鰻捕り食せ

【意味】
石麻呂さん、夏痩せには鰻がいいから捕って食べてくださいよ。

この歌を見る限り、既に暑い時期に栄養価の高い鰻を食べる習慣があったことがわかります。
調べてみると、土用の丑の日に鰻を食べる風習が庶民に定着したのは江戸時代と言われていますが、その基になる風習が奈良時代にはもうあったというのはとても興味深いですよね。


うなぎは見た目以上に栄養豊富!

今ほど医学が発達していなかった昔、食い養生の風習、いわば食べ物の栄養を考慮して病気の予防や治療をするという考え方をして、季節の変わり目であるこの時期、身体にいいものを取り入れることで厳しい暑さを乗り切ろうとしていたわけです。実際、鰻は栄養が豊富で、たんぱく質も脂肪分も20%以上あります。また、ビタミンB1、B2、Dが多く、特に、ビタミンAが豊富に含まれています。まさに、夏バテ防止や風邪予防、滋養強壮に効果的なんですね。


また、日本では古くから陰陽五行のバランスを取るという考え方の元、夏に冬のものを、冬に夏のものを取り込むことでバランスを取ろうとする風習がありました。
そのため、五行で冬を表す黒色のもので、なおかつ冬が旬で、更に『う』のつく食べ物(縁起を担いで丑の日には『う』のつく食べ物を食べることも習慣でした。)『鰻』を食べていたということも考えることができます。


まとめ

調べれば調べるほど本当に興味深い話がたくさん出てきて、日本の文化は本当に奥が深いなぁと改めて感じました。
『土用の丑の日』と鰻の関係には諸説ありますが、今の私たちが夏バテ防止や体力をつけるために鰻を食べるように、昔の人たちも鰻を食べていたというのは時代を超えた繋がりを感じました。

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