おう吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)ってどんな病気なの?初期症状は?

おう吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)とは?

ノロウイルスってどんな病気? おうと吐下痢症とは、病名からも想像がつく通り、おう吐、下痢を主体とする胃腸炎症状を発症する感染症のことです。おうと吐下痢症の多くはウイルス感染によるものです。

ウイルスが病原の胃腸炎を、ウイルス性胃腸炎と言いますが、ウイルス以外の細菌感染であっても、おう吐下痢症を発症する場合もあります。


原因となるウイルスは?

おう吐下痢症の原因ウイルスは「ロタウイルス」と「アデノウイルス」といわれています。また、冬場の食中毒の大半原因は「ノロウイルス」によるものです。季節によっても流行しやすいウイルスが異なるケースがあります。


各ウイルスの特徴

主におう吐下痢を起こす代表的なウイルスを紹介します。

ロタウイルス


 【特徴】
  ロタウイルスは感染力が強く、ごくわずかなウイルスが体内に入るだけで感染する。

 【症状】
  下痢、吐き気、おう吐(おうと)、発熱、腹痛。
  おう吐、下痢がひどく、脱水症状を起こすこともあり、
  点滴、入院が必要になるケースもある。

 【発症者】
  乳幼児期がかかりやすく、通常は、5歳までにほぼすべての子どもが
  ロタウイルスに感染するといわれている。
  大人は、何度もこの菌の感染経験があるので症状が出ることはほぼない。
ノロウイルスの特徴

アデノウイルス


 【特徴】
  鼻やのどから入って扁桃腺、気道などに感染するウイルス。
  流行は夏だが、年間通して感染する可能性がある。

 【症状】
  アデノウイルスは約50種類の型があり、それぞれの症状が違う。
  <例>
   3型:咽頭炎や結膜炎を起こすタイプ
   8型:流行性角結膜炎を起こすタイプ

  その他にも扁桃炎や胃腸炎、出血性膀胱炎などを引き起こす型もあります。
 【発症者】
  乳児後期、幼児、学童に多くみられる
  (新生児期や乳児期早期には比較的少ない)

ノロウイルス


 【特徴】
  ウイルス性食中毒の代表とも呼ばれており、
  主に冬場流行する感染症。

 【症状】
  おう吐、下痢などの急性胃腸炎症状

 【発症者】
  学校や社会福祉施設など集団生活の場で大規模な流行する。


おう吐下痢症(ノロウイルス)はどんなウイルス?

ノロウイルス好む季節は、冬場です。冬になると、保育園、学校、老人ホームなどで集団感染が発生したというニュースをよく聞くと思います。

細菌類が夏場を好み発生するのに対して、ウイルス性感染症の多くは乾燥の強い冬場に多く発生します。ノロウイルスも同様で、ノロウイルスが集団発生するのは、秋の終わり~冬場に集中することが多いです。また、ノロウイルスは、食用の生牡蠣に付着していることがあり、これが感染元になっていることがあります。


ノロウイルスはとっても手ごわいウイルス

ノロウイルスは、塩素や熱に対しては比較的強い耐性をもっています。水道水に含まれている程度の塩素などでは、死滅しません。そう、死滅しないのです。

いくら食中毒の予防に、60度で10分以上加熱調理したとしても、ノロウイルスは死滅しないで生存できると場合もあるとデータもあるそうです。


ノロウイルスの初期症状

かかり初めの症状やチェックポイント

ノロウイルスの潜伏期間は、通常1日~2日程度です。症状は、おう吐、下痢、発熱で、ほとんどの場合、2~3日程度で症状が徐々に回復し、重症化するようなケースはほぼ見られません。感染する期間は発病から1週間程度と言われています。

ノロウイルスの最初の症状は、微熱、続いて、「吐き気・おう吐症状」と「腹痛症状」を徐々に発症します。
脱水症状を起こさないように十分注意しましょう。


感染経路を正しく理解しましょう

ノロウイルスは口から感染します。感染者の便、おう吐物などに触れる、また、空気中を漂っているウイルスなどを口から吸い込む飛沫感染によって感染します。触れていなかったとしても感染してしまう点に注意を要します。

乳幼児が下痢やおう吐をしている場合、おむつ交換やおう吐物の処理にはビニール手袋を使うなどの予防が大切です。お母さんは、食事の支度や洗い物といった家事をおこなうので、ウイルスを家中にまき散らす可能性があるので十分注意したいですね。

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