突然ですが、皆さんは世界最古の豆は何だか知っていますか?
実は、えんどう豆が原型と言われています。
その歴史は古く、かの有名なツタンカーメン王の王陵からも
発見されていることは大変有名な話です。
このエンドウ豆には大きくわけて、豆を食べる実エンドウと、
若取りしてサヤごと食べるサヤエンドウがあります。
実エンドウでは、グリーンピースなどが有名ですね。
またサヤエンドウでは、
オランダサヤエンドウ(オランダ豆)
スナップエンドウ
などが有名です。
エンドウ豆の中でも、若いうちに収穫してサヤごと食べるスナップエンドウは、
サヤも豆も両方一緒に食べられる、まさにいいとこ取りのエンドウ豆で、
最近とても人気が高い食品です。
輸入されたり、冷凍されたりしているので、
一年を通して手に入れることができます。
しかし、国内産の露地物が出回る春から夏にかけて旬を迎え、
スーパーなどの店頭にもよく並ぶようになります。
生産地も日本全国にあり、調理のしやすさと美味しさ、手軽さで、
近年とても身近な食材として注目を集めています。
緑色の若々しい彩りも鮮やかで、甘みも強く、とても美味しいですよね。
<参考>
採ったあとのスナップエンドウの調理方法についてはコチラの記事を。
スナップエンドウの茹で方についてはコチラの記事を
スナップエンドウに限らずサヤごと食べられるタイプのエンドウには、
どれも硬い筋があるので、取らずに調理をすると食べた時に筋だけが
口に残ってしまって美味しさが半減してしまいますよね。
せっかくのスナップエンドウを美味しく食べられるように、
簡単な筋の取り方を見てみましょう。
スナップエンドウを美味しく食べるために筋を取ろう!
スナップエンドウのさやには、内側と外側の両方に硬い筋があります。
これを取り除かずに食べると、口の中に筋が残ってしまうので、
美味しく食べることができません。
また、調理後に取ろうとすると、サヤが離れて中の豆がこぼれ出てしまうので、
せっかく豆とサヤを一緒に食べられるスナップエンドウが台無しになってしまいます。
スナップエンドウを調理するときは、先に筋を取ることをオススメします。
では、早速筋の取り方を説明しますね。
1.最初は花落から
まずはじめに、花落ち(ヘタではない側)を内側のカーブに向けて先を折ります。
この時、折った部分を切り落とさないように気をつけてください。
2.次は「がく」を
次に、そのままがく(ヘタの側)に向かって、内側のカーブの筋を取ります。
今度は、がく(ヘタ)の部分を外側のカーブに向けて折ります。
この時も折った部分を切り落とさないように注意します。
3.最後は外側の筋を
最後に、がく(ヘタ)から外側のカーブの筋をとれば、筋取りの完成です。
この筋の取り方は、他のサヤごと食べられるエンドウ豆にも使えますので、
覚えておくととっても便利ですよ。
少し手間かもしれませんが、でもこのひと手間を加えることで
スナップエンドウがとても美味しくなります。
是非試しにチャレンジして美味しいスナップエンドウを食べてくださいね。
<参考>
スナップエンドウは女性にとって強い味方なんですよ。