卵巣のう腫はどんな治療方法があるの?どんな手術内容なの?

卵巣のう腫の治療は?

卵巣のう腫とは 卵巣のう腫の治療方法は手術が一般的です。大きさが5㎝以上でどんどん大きくなっていく症状があるのものや、小さくても類皮のう胞と呼ばれる腫瘍を疑いがあるもの、悪性の可能性がある場合は、手術の対象となります。



具体的な手術方法は?

手術の方法は、年齢、妊娠や出産希望の有無、腫瘍の大きさ、癒着(ゆちゃく)の状況に応じて決まります。

また、最近では、内視鏡による手術も行われています。その場合は、腫瘍の直径が10cm以内であれば、腹腔鏡下(ふくくうきょうか)腫瘍摘出術が可能のようです。

この手術は、へその周囲から、腹腔鏡を挿入して、お腹の数ヶ所を5から10mm切って、そこから、手術用の器具を挿入して行います。比較敵、傷が小さく、また術後の痛みも少ないため早期退院することが出来ます。腹腔鏡下(ふくくうきょうか)腫瘍摘出術であれば、入院も2週間ほどで済みます。

ただし、腫瘍のサイズがそれ以上に大きいもの、画像診断で、悪性腫瘍と判断されると、開腹によって腫瘍を取り除くことになります。


ねじれを起こすと早急に手術が必要になる場合も

卵巣のう腫 ねじれ 卵巣のう腫が、ねじれた(茎捻転)場合、腫瘍が破裂、もしくは感染などを起こした場合は、突然激しい腹痛や発熱などの症状が現れます。その場合は、緊急手術が必要です。

卵巣のう腫がねじれる場合は、癒着(ゆちゃく)しておらず、腫瘍も小さく、一般に良性の腫瘍に多いことようです。ねじれは、激しい運動や体位を変えたときなどに起こりやすくいようです。



放置せず、定期的にチェックしましょう

卵巣のう腫は、ねじれや破裂を起こす危険があります。卵巣のう腫と診断を受けた場合には、放置してはいけません。すぐ手術を必要としないと言われた場合でも、腫瘍の大きさの変化などを定期的にチェックすることが大切です。

放置して、のう腫が大きくなってしまうと、開腹手術が必要になります。そうなると手術もやりにくくなってしまうこともありますし、入院も長期間になります。


腹腔鏡下腫瘍摘出術はどんな手術?

卵巣のう腫 手術 腹腔鏡手術は、痛みが少なく、傷も目立たず、患者様にとってはとても利点が多い手術です。具体的に手術について以下にまとめてみます。



そもそも腹腔鏡手術ってどんな手術?

腹腔鏡手術の腹腔鏡とは、お腹の中をみる内視鏡のことです。おへそ周辺の左右下腹部に、3~4か所、5mmから1cmほどの小さな穴を開けます。

腹部内に炭酸ガスを入れたり、お腹を吊り上げることで、スペースを作り、そこから筒状のスコープや器具を入れておこなう手術を腹腔鏡手術といいます。


腹腔鏡手術のメリットって?

腹腔鏡手術には以下の様なメリットが挙げられます。

 1.小さい穴を数カ所開けるだけなので、傷跡が目立たない
 2.傷が小さいので手術後の痛みが少ない
 3.入院が短い
 4.早期に社会復帰できる
 5.妊娠しにくくならない
 6.細かい操作が可能なので、出血が少ない

手術の流れは?

手術の流れは病院よって違いがあるため全てがこの限りではありませんが、概ね以下のとおりです。
※緊急の場合は、異なります。

 1.腹腔鏡手術について説明を受ける
 2.手術が決まったら手術日の週を予約する
 3.手術日までに、血液、心電図、胸部レントゲンなどの
  検査をおこない、手術を受ける


麻酔をして手術をするの?

卵巣のう腫 手術 通常は全身麻酔と硬膜外麻酔をおこないます。手術前に麻酔科の先生方から説明があると思いますので、不安な場合は、医師に相談、質問してくださいね。



手術後の入院期間はどれくらい?

手術後、順調に進めば、1週間ほどで退院できます。開腹手術の場合にはもう少し長く、入院期間は1か月ほどかかります。ただし、発熱や出血があると、入院期間がさらに長引くこともあります。


入院費用はどれくらい?

入院と手術は、すべて健康保険が適応されます。ただし、個室使用料は適応外なので注意が必要です。

なお、乳幼児の場合には、市町村によっては手術代が無料の場合がありますのでお子さんのためにも家計のためにも確認するようにしましょう。ただし、その場合でも、食事代などは必要になりますので、分からない部分は市町村や入院受付で確認してみましょう。


参考情報

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