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卵巣のう腫はどんな病気?
卵巣は、子宮の左右両側に一つずつあり、通常は直径3cm程度の大きさです。主に卵子を育てる役割をし果たしていますが、妊娠準備のために子宮を管理する2種類の女性ホルモン、「エストロゲン」と「プロゲステロン」を卵胞から分泌する役割もあります。この卵巣に、腫れが生じた状態が、「卵巣のう腫」といわれる病気です。多くの場合は卵巣の片側に発生しますが、両側に発生する場合もあると言われています。 卵巣のう腫は、良性、悪性、境界悪性(良性と悪性の中間的なもの)の3群に分類されます。
卵巣のう腫の発症原因と症状は?
卵巣のう腫は非常に種類が多く、その発生原因も複数あります。 主な症状は下記のようなものです。
腹部膨満感
下部痛
性器出血
便秘
頻尿
下部痛
性器出血
便秘
頻尿
卵巣のう腫の初期症状は?
初期症状としては、下腹部腹痛(片側のみ)です。そして、腫瘍が大きくなってくると、ウエストのサイズが大きくなった、スカートやジーンズがきつくなったなどの症状が出ることがあるようです。卵巣のう腫は症状に気づかず、発見が遅れる傾向があります。先ほど上げた自覚症状のいずれかでもある場合には、医師の診断を受けることをおすすめします。 但し、自覚症状がない場合でも急速に下腹部痛が現れてくることがあります。
痛みの原因は、卵巣のう腫がおなかの中でねじれてしまい、血液が送られず炎症が起こり、痛みが現れます。その場合は、早急に受診してください。
卵巣のう腫の検査と診断方法は?
卵巣のう腫の診断には診察や、超音波診断、CT、MRI検査をして、のう腫か充実性腫瘍かを診断します。また、事前に、腫瘍が良性か悪性かを判断する目安の一つとして腫瘍マーカーをおこないます。正確に、良性悪性の判断は、手術によって摘出した腫瘍細胞を顕微鏡で調べて病理検査を実施しています。
参考情報
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