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そうめん

そうめんは何に分類される?もともとうどんだった?そうめんの定義を解説します

そうめんとは、小麦粉を原料とした麺のひとつで、主に乾麺として一年中手に入れることができますよね。
特に、食欲のなくなってくる夏場には、とても人気の麺ですよね。
でも、実はこの『そうめん』は分類上『うどん』に分類されるって知っていますか?
そこで今回は、知ってるようであまり知らない『そうめん』について調べてみたいと思います。

そうめんには定義はないの?実は『うどん』だった『そうめん』!

日本農林規格によると、平めん、ひやむぎ、そうめん、その他の名称の如何を問わず、『小麦粉に水を加えて練り上げた後、製麺したもの。または、製麺した後、加工したもの。』は『うどん』と定義しています。

【参考】
そうめんとひやむぎの違い あなたはわかりますか?見た目だけじゃわからない違いに迫る!
そうめんとひやむぎは何が違うの?見た目だけじゃわからない違いを解説!そうめんとひやむぎは、どちらも小麦粉から作られる麺の一種。 でも、明確な説明を問われると、少し返事にこまってしまいますよね? そこで...

つまり、、、そうめんは『うどん』に分類されるってことなんですね。
しかも、『そうめん』としての定義は特にないんですよ。
更に、麺の名前も一般消費者に誤認されない名称に替えることもできてしまうんです。

『生めん類の表示に関する公正競争規約』によると、太さに関する具体的な数値による基準も、形状に関する具体的な規定も設けていないので、そうめん、ひやむぎ、細うどん等の名称は、製造・販売業者が見た目の形状による判断や意向等によって、一般消費者に誤認されない範囲で自由に選択して名付けることができるです。

そうめんの具体的な規格は?

では、そうめんに関する具体的な規定はないのかというと、『手延べ干しめんの日本農林規格』というものがあります。
この規格を満たしたものは、『手延べそうめん』に分類することができます。
この『手延べ干しめんの日本農林規格』は、その製法・熟成についてとても細かく、厳しく規定されています。少し見てみましょう。

例えば、

 小麦粉に食塩水を加えて練り合わせた後、食用植物油又はでん粉を塗付してよりをかけながら順次引き伸ばしてめんとし、乾燥させたもの

で、「小麦粉に対する食塩水の配合割合は45%以上」にすることや、麺を引き延ばす工程を全て手作業で行っていること、各工程において細かく熟成期間をおくことで、麺の生地の水分を均一化したり、グルテンの構造のゆがみを整えたりすることが決められています。

現在、東日本では機械で作られた麺が一般的になってきていますが、手延べそうめんの産地が多い西日本では、今も基本的にはそうめんといえば手延べそうめんを指すので、機械で作られた麺を見かけることはほとんどないようです。

【参考】
揖保の糸、播州素麺、卵麺、温麺ってどこが産地なの?
日本のそうめんの産地
揖保の糸、播州素麺、卵麺、温麺ってどこが産地なの?日本全国各地のそうめんの産地まとめ。日本には数多くのそうめんの産地がありますが、あなたはいくつ答えることができますか? 今回は、北から順に紹介していきたいと思います。 ...


まとめ

一言で『そうめん』と言っても、地域差があったり、そもそも定義上『うどん』だったりと新たな発見が多かったです。
確かに、時々すごく細いうどんとか、ひやむぎを見かけることもありますもんね。納得です。
久しぶりにツルッとそうめん食べたくなってきました。今日のお昼はそうめんにしよう!